女性の骨盤は出産に向けて妊娠期から少しずつ開いていきます。
出産で最大まで開き、産後の骨盤は開いたまま。
産後の骨盤矯正はいつからはじめることができるのでしょうか。
また、開いたままの状態で放置するとどうなるのか、まとめてみました。
産後の骨盤矯正はいつからできる?
女性の身体は出産後の2ヵ月ごろまで体力の回復期間となります。
そのため、産後の骨盤矯正は2~3ヵ月を目安にはじめた方がいいです。
妊娠期になると骨盤をゆるめるためのホルモンが分泌されるのですが、こののホルモンは産後半年ごろまで分泌されると言われています。
骨盤をゆるめるホルモンが分泌されている最中に骨盤矯正を始めると効率的に引き締めることができますよ。
骨盤を開いたままで放置するとどうなる?
骨盤は開いたままだとさまざまな悪影響が出てしまいます。
姿勢が悪くなって肩こりや腰痛、むくみを引き起こしやすくなります。
また、産後太り、尿漏れ、お尻がたれるなど骨盤を開いたまま放置してもいいことはありません。
骨盤矯正を行うメリットは、上記のトラブルを防ぐだけでなく、筋肉バランスが整い体への負担軽減につながります。
産後の骨盤が自然に閉じることはある?
産後の骨盤は自然に閉じていくと言われています。
が、ここで注意したいのが骨盤が歪む可能性があるということ。
ある程度自然に閉じるとはいえ、年齢や個人差の影響もあります。
スタイル維持や、肩腰などの身体の負担軽減を考えるなら、骨盤矯正はやっていて損はありません。
産後の骨盤矯正の方法は?
産後の骨盤矯正の方法としてあるのが、
といったものです。
産後は筋力低下もありますのでちょこちょこストレッチも挟みたいところ。
骨盤をゆるめるホルモンの分泌は産後6ヵ月まで続くと言われているので、開始がおそくなるとその分骨盤矯正に時間がかかってしまいます。
体力が回復したら、少しずつ骨盤の位置を戻すケアをしていくことが大切です。